2015年10月10日

【A-Prime】神奈川県にある公立中高一貫校の現状

今年の3月、相模原・平塚の両中等教育学校が、中高一貫校化して最初の卒業生を送り出しました。

       相模原  平塚  多摩
  東京大学    5    1    1
  京都大学    3    0    1
  一橋大学    4    1    1
東京工業大学    7    2    0
 早稲田大学   43   26   26
慶應義塾大学   20    9   12
  上智大学   19    7   11
東京理科大学   20   24   16
  明治大学   46   40   58
青山学院大学   16   13   33
  立教大学   16   10   31
  中央大学   28   41   36
  法政大学   41   23   26

上は、川崎市の公立トップ高の県立多摩を含めた3校の現役合格者数を並べたものです。
これを見ると、相模原は多摩を圧倒していますが、平塚は多摩より若干下回って見えます。
ですが、この3校、卒業生数が全く異なることに注意が必要です。
相模原が152名、平塚が147名に対し、多摩の卒業生数は279名とほぼ1.8倍程度になります。
今度は、3校の卒業生数を100に換算したときの数字で比較してみましょう。

       相模原  平塚  多摩
  東京大学   3.3   0.7   0.4
  京都大学   2.0   0.0   0.4
  一橋大学   2.6   0.7   0.4
東京工業大学   4.6   1.4   0.0
 早稲田大学  28.3  17.7   9.3
慶應義塾大学  13.2   6.1   4.3
  上智大学  12.5   4.8   3.9
東京理科大学  13.2  16.3   5.7
  明治大学  30.3  27.2  20.8
青山学院大学  10.5   8.8  11.8
  立教大学  10.5   6.8  11.1
  中央大学  18.4  27.9  12.9
  法政大学  27.0  15.6   9.3

これで見ると、相模原・平塚が多摩を圧倒していることが分かります。
特に、国立難関四大学・早慶ではそれが顕著です。
相模原がこれだけの結果を出したことはもちろんですが、私にとっての驚きは、平塚が初年度から神奈川のトップ高クラスの合格実績を出したことです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、平塚はかつての県立大原高校が母体となっています。
大原高校は、公立高校の中では中堅校として、この地域でいうと百合丘・麻生クラスの高校として位置づけられていました。
その大原を母体とした平塚でこれだけの実績が出たということは、市立川崎でも中高一貫の一期生が卒業したときの合格実績が飛躍的に伸びることが予想されるからです。
同時に、平成28年度の公立中高一貫校入試はさらなる競争の激化が予想されます。

ちなみに、神奈川県公立高校の最高峰である横浜翠嵐とも比較してみます。
これも、卒業生数を100に換算した数で比較します。

       相模原  平塚  横浜翠嵐
  東京大学   3.3   0.7     3.8
  京都大学   2.0   0.0     0.6
  一橋大学   2.6   0.7     1.9
東京工業大学   4.6   1.4     6.0
 早稲田大学  28.3  17.7    30.9
慶應義塾大学  13.2   6.1    18.6
  上智大学  12.5   4.8     4.4
東京理科大学  13.2  16.3    10.1
  明治大学  30.3  27.2    39.1
青山学院大学  10.5   8.8     8.2
  立教大学  10.5   6.8     9.5
  中央大学  18.4  27.9     8.5
  法政大学  27.0  15.6     4.4

これで見ると、相模原と横浜翠嵐はほぼ同じ程度の実績を出していることが分かります。
平塚も、さすがに横浜翠嵐には及ばないものの、見劣りしない実績を出せていることが分かります。
次に、神奈川県の中でトップ進学校として君臨する私立の聖光学院とも比較してみます。
同じように、卒業生数を100に換算した数で比較します。

       相模原  平塚  聖光学院
  東京大学   3.3   0.7    25.9
  京都大学   2.0   0.0     2.1
  一橋大学   2.6   0.7     6.3
東京工業大学   4.6   1.4     3.3
 早稲田大学  28.3  17.7    64.0
慶應義塾大学  13.2   6.1    49.8
  上智大学  12.5   4.8     6.3
東京理科大学  13.2  16.3    21.3
  明治大学  30.3  27.2     8.4
青山学院大学  10.5   8.8     1.7
  立教大学  10.5   6.8     0.8
  中央大学  18.4  27.9     4.6
  法政大学  27.0  15.6     0.0

ここまで来ると、さすがに相模原でも太刀打ちできません。
ですが、相手は「神奈川御三家」と称される、首都圏のトップ校の1つですから、仕方ありません。
東京・神奈川では、本当のトップ層は公立ではなく私立が形成しています。
「私高公低」という側面があることは、厳然たる事実です。
神奈川にいる以上、進路を考える際には頭の隅に置いておかなければならないでしょう。

そろそろ収拾がつかなくなってきましたので、終わりにしたいと思います。
進路を考える上での参考にしていただければ幸いです。


posted by 登戸教室 曽良 at 17:00 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月29日

【A-Prime】「討論会」を開いてみました

6/15(土)実施の第2回公中検の結果が、先日戻ってきました。
今回はA〜Eの5段階のうち、B判定の子がほとんどでした。
例年に比べ、全体的に判定が良い気がします。
今年のメンバーは、今後に期待が持てそうです。

さて、今日の公立中高一貫対策『A-Prime』では、討論会をやってみました。
その際、私から生徒たちに伝えたルールが1つあります。
『人の発言を遮るような発言はせず、挙手をして指名されてから発言をすること。』
今年の生徒たちはとても積極性があるのですが、その分今までのグループ活動の練習で、どうしても他の発言を遮って「自分が!!!」という面が出がちでした。
ですから、まずは「相手の意見を最後まで聞いて、その上で自分の意見を言う」練習をさせよう、というのが今回の討論会で狙ったことでした。

テーマは「アイスはカップで食べるかコーンで食べるか、どちらが良いか」。
・・・私ではなく、生徒から出てきたテーマです、これ。
最初は全員コーン派だったのですが、2グループに分け、人数が多くなったグループをカップ派として、20分の準備時間の後に討論会を行いました。
「相手の発言を遮らない」というのがなかなか難しかったらしく、ぎくしゃくとした雰囲気の中で討論会は進んでいきましたが、カップ派は少しずつリズムをつかんできたらしく、徐々にコーン派を説得していきます。
最終的には、私の判定ですがカップ派の主張に説得力あり、となりました。
カップ派の生徒たちも、最初は「コーンがいい!」と言っていたのですが、討論会をやっているうちに「カップのほうがいい気がしてきた〜」と言っていたのが興味深かったですね(笑)。

今後は、進行役を務めさせたり、1対1での討論をしたり、他の生徒の討論を見て、どちらが良かったのかを考えさせたりなど、いろいろやってみようと思います。
posted by 登戸教室 曽良 at 23:04 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月17日

【A-Prime】県立相模原中等と市立川崎高附属中の説明会情報です

前回の公立中高一貫『A-Prime』では、グループ活動をやってみました。
今回が2回目ですが、前回よりも少しずつ上達しているのが見て取れましたので、よかったです。
この調子で頑張ってもらえればいいな、と思います。

さて、県立相模原中等、市立川崎高附属中の説明会についての情報が公開されています。

神奈川県立相模原中等教育学校
http://www.sagamihara-chuto-ss.pen-kanagawa.ed.jp/1_school/main16.html

川崎市立川崎高等学校附属中学校
http://www.keins.city.kawasaki.jp/3/ke305401/H25-setsumeikai-ni-tsuite.html

どちらの説明会も、大変な人気が予想されます。
ご希望の場合は、お早めにお申込みください。
posted by 登戸教室 曽良 at 15:16 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月08日

【A-Prime】「密度」の『イメージ』

006.png

今日の公立中高一貫対策『A-Prime』。
宿題に出していた京都府立の入試問題の解説で、「密度」の話が出てきました。

理科でいう密度とは「単位体積あたりの質量」のことです。
つまり「重さ÷体積」で計算される量です。
割合がからむこの類の問題は『イメージ』がつかめず苦手にしている生徒が多いと思います。

今回扱った問題にも、最後に次のような問題がありました。

   調べたもの (省略)  密度(g/立方cm)
 @ 鉄          7.9
 A 木片         0.6
 B A          2.7
 C プラスチック     0.9
 D B          1.8
 E C          2.4
 F 水          1.0


問 @〜Fのものの体積を変えて、@〜Fがすべて同じ重さになるようにしたとき、もっとも体積が大きくなるものはどれでしょうか。@〜Fの番号で答えなさい。

密度の『イメージ』がしっかり出来ている生徒にとっては、非常に簡単な問題です。
ですが、生徒のほとんどが「???」となってしまいました(苦笑)。

例えば、それぞれ1立方cmの立方体を集めて、100gの重さを作ることにしましょう。
@の鉄片であれば、1個あたり7.9gですから、大雑把に言って14個くらいになります。
それがAの木片だと、1個あたり0.6gですから、160個以上必要になります。
つまり(当たり前ですが)密度が小さいほど、より多くの立方体が必要になるわけです。
密度が大きいということは、それだけ中身が『詰まっている』ということですから。
この辺りの『イメージ』があれば、すぐに答えはAになることがわかるはずです。

ちょっと説明すると、子どもたちは「なるほどねぇ」と納得していました。
ただやり方だけを丸暗記するのではなく、その考え方のエッセンスを学ぶことはとても重要です。
特に公立中高一貫受検では、私立中受験よりも強く求められるものです。
普段から、こういうことを意識して勉強してもらいたいなあ、と強く感じました。
posted by 登戸教室 曽良 at 22:31 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月01日

【A-Prime】再来週は「公中検」があります!

今日の公立中高一貫『A-Prime』。
授業のテーマは「目的にあった計画を立てる」。
県立相模原中等でも大変に重要なテーマです。
運動会や委員会などでの活動計画を、みんなそれぞれの体験に基づいて詳しく書いていました。

さて、6/15(土)に「公立中高一貫校適性検査対策模試」、略して「公中検」があります。
前回は4月の実施でしたが、その時は基礎学力を測ることに重点が置かれていました。
今回からは、実際の適性検査を意識した本格的な問題で実施されます。
担当者の方曰く、昨年度よりも問題をより質の高い物にするべく努力しているそうです。

この模試は、普段A-Primeを受講していない方でも受検可能です。
ご希望の方は、教室までご連絡ください。
posted by 登戸教室 曽良 at 21:57 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月25日

【A-Prime】日常でのコミュニケーションのとり方

今日の公立中高一貫対策「A-Prime」。
まずは宿題で出した入試の過去問で、算数の規則性の問題を確認。
そして先週、今週と授業で扱ったテーマは「日常生活でのコミュニケーション」でした。

これは、県立相模原中等を受ける生徒にとっては非常に重要です。
適性検査だけではなく、グループ活動にも必要となってきます。

いろいろと課題をこなしたのですが、その中にこんな問題がありました。

----------
担当者:○○県立歴史博物館、案内担当の中村です。
太 郎:もしもし、黒野太郎といいます。
    今度、そちらの歴史博物館に行こうと思っているんですが、
    わからないことがあるので教えてもらえませんか。
担当者:はい、いいですよ。どのようなことですか。
太 郎:(          A          )
担当者:今週の水曜日は開館日ですが、午前8時半ですと、まだ開いておりません。
    開館時刻は、午前9時となっておりますので、よろしくお願いします。
(以下、続く・・・)

問題 担当者の話の内容などから、太郎君が( A )で話したと考えられる会話文を書きなさい。
----------

どうでしょう、答えは作れそうでしょうか?
適切な答えを作るためには、担当者の発言をきちんと把握しておかないといけません。

さすがに、大体の生徒はきちんと会話が成立する内容を書いてくれました。
しかし、中には「博物館は何時に開きますか?」というような内容を書いていた生徒もいました。
もしその内容を( A )に入れると、担当者の答えはとても違和感のあるものになってしまいます。

ポイントは、担当者の答えのうち、次の部分ですよね。
「今週の水曜日は開館日ですが、午前8時半ですと、まだ開いておりません。」

この発言から、太郎君が
 @水曜日は開館日かどうか
 A午前8時半に開いているか
という2点を具体的に聞いたことがはっきりとわかります。
( A )には、このことをふまえた会話が入ればいいわけです。

模範解答の例:
今週の水曜日の午前8時半にそちらに行きたいのですが、歴史博物館は開いていますか。

う〜ん、例としてはちょっと簡単すぎたでしょうか・・・。
その他、話し合いの議事録を見て良い点を挙げたり、試合に勝てず落ち込んだチームメイトを励ますために、自分の経験をもとにどんな話をするかなど、内容としてはなかなか盛りだくさんでした。

そう言えば、最近グループ活動をやっていない気がしますね。
そろそろやってみるのも面白そうです。
posted by 登戸教室 曽良 at 22:25 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月18日

【A-Prime】今日は運動会日和ですね・・・

今日の公立中高一貫対策「A-Prime」。
・・・今週、来週と小学校の運動会が続くので、2週連続で同じ内容の授業をやることに。

内容については、来週まとめて書きたいと思います。
今日が運動会の小学校が多く、出席者は2名だけ。
静かなのかと思いきや・・・とても賑やかな授業になり驚きです(笑)。

最後に時間が余ったので、都道府県と県庁所在地を全部答えるプリントをやってみました。
同じ関東でも、群馬の県庁所在地は県名と違うこともあり、なかなか覚えていないものですね。
ちなみに、神奈川の県庁所在地は2人ともすぐに答えてくれました。素晴らしい!

追伸:
小5・小6アタック(中学受験科)の理社に、運動会を終えた生徒達がぞくぞくとやってきました。
思わず理科のT先生が「運動会の後なのに、元気だなあ・・・」と一言。
同感です、ホント。少し見習わないとなあ・・・。
posted by 登戸教室 曽良 at 19:07 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月11日

【A-Prime】作文課題が添削されて戻ってきました

先日、作文課題が添削されて戻ってきました。
今回のお題は「日本の未来をよくするための発見または発明を自由に発想し、説明しなさい」というもの。
はじめての作文課題でしたが、みんなそれぞれ、自分なりに考えをまとめ頑張って書いてくれていました。

多くの子が指摘されていたのは「問題文の条件を読み取れていない」という点。
「日本の未来をよくするための」という部分はいいのですが、「発見または発明を自由に発想し」という部分がどうやら難しかったようです。
この部分で自分なりの新しい考えを示せた子は評価が高く、逆にそこまでいかなかった子は評価が低かったです。
また、字数制限で減点をされてしまった子もいました。
記述では「字数の8割以上」を書かなければいけない、という暗黙のルールがあります。
内容の評価は良かったのに、これで大幅に減点されてしまった残念なケースがありました。

その他、言葉遣いなど、色々と直さなければならない部分が丁寧に指摘されていました。
今回ははじめての作文でしたから、まだ慣れていない部分があって当然だと思います。
次回は、この反省を踏まえて、より良い文章を書いてくれたらいいなと思います。
posted by 登戸教室 曽良 at 18:15 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月27日

【A-Prime】理科と社会の授業もやっています!

今日の公立中高一貫対策『A-Prime』。
4/13(土)に実施した公中検模試が返ってきましたので、特に間違えが多かった問題を中心に何題かを解き直しました。
すると、「今やったら解けた〜!」という声がいろいろな所から挙がっていました。
試験の際は45分という限られた時間の中で勝負しなければいけませんから、ただ問題を解くというわけにはいきません。
日頃から、少しずつでも練習を積み重ねることで、試験でも力を発揮できるようになります。
6月にも公中検模試がありますから、次に向けて頑張っていきましょう!

※公中検の案内はこちら↓
2013公中検年間予定表.pdf

さて、4/20(土)より「小6プライム理科・社会」の授業が始まりました。
これは、小学校で習う理科・社会の知識を、しっかりと確認・定着させていくことを目的としています。
公立中高一貫対策としても、必要不可欠と言っていい授業です。

今日の理科では「ものの燃え方」について授業を行いました。
この単元で重要になる気体といえば、「酸素」と「二酸化炭素」です。

そう言えば、「炭酸水」と言えば二酸化炭素が溶けていることは、我々大人には常識だと思います。
けれど、学校であまりふれないのか、そのことを知らない子もいるようです。
そして、二酸化炭素を通すと白く濁る液体、といえばすぐに思いつくのは「石灰水」。
これも、子どもたちの中には「えっ?」となる子もいるんです。
中学生でも知らないときがあるので、困ってしまうこともあります(苦笑)。

昨年度も、A-Primeの授業で「光合成って?」と言われてしまい、とても困った記憶があります。
いかに中学受験の知識は公立中高一貫の受検にはいらない、といっても、これでは問題が大ありです。
この小6プライム理科・社会の授業を通じて、基礎的な理科・社会の力を身につけていって欲しいと思います。

皆さん、がんばりましょう。

追伸:連休中の予定について、ブログに掲載されています。確認しておいてください。
「連休中の授業について」
http://hinoki-noborito.seesaa.net/article/357172368.html
posted by 登戸教室 曽良 at 18:47 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月21日

【A-Prime】ハイブリッドカーはなぜ人気なの?

土曜日の公立中高一貫対策『A-Prime』の授業。

ところで、先週に引き続きの「同音異義語対決」。
それぞれ100組以上を書いたところで、やっと決着がつきました。
長い道のりでした・・・。
しかし、意味もしっかりとらえて考えていたことには素直に感心です。
これが子どもたちの語彙力強化につながってくれれば嬉しいですね。

さて、今日は京都府のある公立中高一貫校の問題をとりあげました。
テーマは「世界の交通について」。
特に、後半は自動車産業に関する話題がメインになっていました。

最後の問題が
「ハイブリッドカーがなぜ売れるのか、理由として考えられることを2つ書きなさい」
というもの。

プリウスをはじめ、すっかりおなじみとなったハイブリッドカー。
ちなみに、「ハイブリット」ではなく「ハイブリッド」が正しい言い方です。
英語の「hybrid」のカタカナ表記です。
子どもたちも、どういう特徴がある自動車なのかイメージは持っているようです。

さて、解答として期待されるのは、
 @ 普通の自動車より、二酸化炭素の排出量が少ない。
 A 普通の自動車より、燃料代が安くなる。
というところですね。

実際に答えを聞いてみると、@はほとんど全員が理由として書いていました。
ですが、Aを書いた生徒は皆無で、こちらとしてはちょっと意外でした。
子どもたちは実際に自動車を運転しているわけではないので、
燃費についてはあまりイメージを持っていないんですね。

こういう身近なテーマにも関心を持っておくことは、公立中高一貫対策ではとても大切です。
これからも、色々なテーマを扱っていければと思います。
posted by 登戸教室 曽良 at 19:02 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月13日

【A-Prime】同音異義語を書いてみよう!

今日の公立中高一貫対策「A-Prime」の授業で、同音異義語を扱いました。

テキストの問題に、「読むときに『音』は同じでも意味の違う2字の熟語を、例にならって2組書きなさい」という問題があったので、せっかくだからと全員を2チームに分け、それぞれでどちらがより多くの同音異義語の組を書けるか、競争してみました。

辞書を使わず、とにかく知っている言葉で作ろうということだったので、最初は「まあ、10組くらい書けたらいいかあ」などと軽く考えていたのです。
ですが、始めてみると次から次へと、絶えることなく同音異義語が出てきます。
本当に、いつまで待てども止まらない(笑)。

しまいには、ホワイトボードがそれぞれのチームが書いた同音異義語で満たされてしまいました。
IMG_0604_1.jpgIMG_0605.JPG

結局勝負はつかず、来週に決着は持ち越しです。
はてさて、どうなることやら・・・。

それにしても、子どもたちも色々な言葉を知っているんですねえ。
posted by 登戸教室 曽良 at 16:37 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月23日

【A-Prime】今日はグループ活動をやってみました

今日は公立中高一貫対策「A-Prime」の授業の日。
春期前最後の授業でしたので、宿題の解説の後に、グループ活動の練習をしてみました。

題材にしたのは、平成24年度県立中等教育学校入試・グループ活動の課題1。
「笑顔あふれる、明るい学級にしよう。」という学級目標を達成するために、学級でどのような取組をするとよいかについて、まず自分の考えをまとめ、それぞれの考えを発表し、そしてグループで話し合って1つの案を作り、さらに詳しい内容について話し合う、というものです。
※具体的な問題はこちら↓(PDFファイルが開きます)
http://www.sagamihara-chuto-ss.pen-kanagawa.ed.jp/_userdata/H24_5G1.pdf

グループ活動で評価されるのは「集団の中での人間関係構築力の基礎的な力」と「中等教育学校で学ぼうとする意欲や目的意識」である、と神奈川県は発表しています。
平たく言えば、求められるのは「積極性」と「協調性」です。
昨年の特訓では、まずこの点を子どもたちに話をし、意識させた上でグループ活動の練習に入ったのですが、今日は「今の子どもたちの様子」をとらえるために、あえて何も言わず課題を与えてやらせてみました。

まずは最初の5分で自分の考えをまとめるのですが、みんな初めてのグループ活動なので、時間内で考えをなかなかまとめられません。
私もそれを見越して「今回は10分でまとめてみよう」と倍の時間をとったのですが、どの子も10分あれば、何とか自分の考えをまとめられたようです。

次に、それぞれが自分の考えを発表し、その中からグループとしての案を1つ決定していきます。
発表まではどの子も大変よかったのですが、いざグループの案をつくるために話し合いが始まったとき、それぞれの子の特徴が現れてきました。
黙ってしまい自分から決して発言をしない子、話し合いの仕切りがなかなかうまくいかずに困っている子、どんどん意見を出して議論を引っ張っていこうとする子、様子を見ていて時折自分の考えを表明する子、などなど・・・。
いろいろな場面で、その都度口を挟みたくなる衝動をこらえつつ、じっと子どもたちのグループ活動を見守りました。

IMG_0601.JPG
これは、書記役の子が紙にまとめている様子です。

そして終わった後、改めて子どもたちに「積極性」と「協調性」についての話をしました。
合わせて「対案を出すときは、頭から否定することはせず、相手の意見を踏まえて自分の意見を言うこと」や「意見をあまり出さない人に意見を聞いてみること」など、評価する側から見て「これはいいな」と思うポイントもいくつか話をしました。
子どもたちも、活動を振り返って「あの場面での・・・」とお互いに指摘し合っていたのが微笑ましかったです。

今年度に入って初めてのグループ活動でしたが、子どもたちはずいぶん楽しかったようです。
毎週はさすがに厳しいですが、月に1回程度はやっていこうと思います。
posted by 登戸教室 曽良 at 16:53 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月16日

【A-Prime】「フードマイレージ」の意図するところ

今日の公立中高一貫対策「A-Prime」では、「フードマイレージ」について扱いました。

題材にしたのは、2011年度の岩手県立一関第一高等学校附属中学校・適性検査Uの大問1です。
他にも、県立千葉中などでも出題されたことがあります。

フードマイレージについて、恥ずかしながら公立中高一貫対策に関わるまでほとんど知りませんでした。
子どもの頃、社会でもこんな話は全く聞かなかったなあ、と・・・。
調べてみたら、1994年に発表された新しい考え方なんですね。
なるほど、聞いたことがないはずです・・・。

フードマイレージは、食料輸入量×輸送距離で算出されます。
食料の輸送に伴い排出される二酸化炭素が、地球環境に与える負荷に着目した指標です。
基本的に、これが大きいほど排出される二酸化炭素が多いということになります。
さらに調べてみると、食料は「地産地消」が望ましいという考えに基づいているそうです。

フードマイレージとは
http://www.dandantanbo.jp/foodmileage.html

上のページの中に、日本のフードマイレージについて言及されていました。
やはりというか、他国に比べて圧倒的に大きいですね。
着眼点は「食料輸入量」と「輸送距離」ですが、どうやら日本は「輸送距離」に大きな問題があるそうです。
そう言えば、今日の問題の中で「どうすればフードマイレージを小さくできるか」という問いがありました。
みんな素晴らしい解答を出してくれましたが、日本のフードマイレージの特徴をもう少し深く掘り下げていれば、もっと面白く解答を考えられたかもしれないなあ、とちょっと反省です。

さて、来週は春期講座前の最後の授業です。
せっかくなので、座学だけではなくてグループ活動などもやってみようかな、と思います。
posted by 登戸教室 曽良 at 16:48 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月09日

【A-Prime】今日も「A-Prime」は元気です!

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家のそばの梅の花が満開です。
暖かくなってきて、春はもうすぐそこですね。

さて、今日の公立中高一貫対策「A-Prime」の授業。
子どもたちの服装は、大人の私から見たら『夏』そのもの。
スーツを着ている私の服装がとても暑苦しく感じてしまうほどです。
まさに先週の問題の答え通りでした。

今日の最初のテーマは「中国からの輸入」。
まずは問題に入る前に、服や文具などがどこで作られたのかを調べてもらいました。
身近な物の多くが中国製ということに改めて驚きを感じていたようです。
データを見ると、今や中国は日本にとって、アメリカを抜いて第1位の輸入相手国なんですね。
問題は、なぜそうなったかを、中国の日本企業数の変化や、中国の賃金水準を見て考えていくものでした。
それぞれにポイントがきちんとまとまった解答が書けていたので、とても良かったです。

他に、今日は「ヒートアイランド現象」についても触れました。
ヒートアイランド現象はどういう現象か、それは何が原因で起こると考えられているかを説明しました。
その中で、水の「気化熱」とヒートアイランド現象との関連を、人間の汗や「打ち水」などを例に説明したのですが、「汗をかくと体が冷える」「水をまくと涼しくなる」ということは経験的に知っていても、なぜそれが起こるのかは、あまり知らなかったようです。
もちろん、小学生に「気化熱」という言葉を使って説明をしても「???」ですので、「水は水蒸気になるために、まわりの熱をエネルギーとして使って、無くしてしまうんだよ」とかなり噛み砕いて説明をしたのですが、「だから汗をかくと体が冷えるんだ〜!」という感じで、きちんと納得してくれていたようでした。

さて、来週は「フードマイレージ」について扱う予定です。
私も公立中高一貫対策に関わるようになって詳しく知った知識です。
できる限りわかりやすく子どもたちに伝えられるよう頑張りたいと思います。

・・・そう言えば、「ヒートアイランド」とホワイトボードに書いたときのことです。

 ある生徒「ヒートアイランド・・・熱の・・・『楽園』!」
 私「・・・・・・。」

「熱の『楽園』」・・・熱そうで嫌だけれど、興味はあるので行ってみたい、複雑な心境です(笑)。
posted by 登戸教室 曽良 at 17:51 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月02日

【A-Prime】公立中高一貫対策「A-Prime」も頑張っています!

毎週土曜日は、公立中高一貫対策「A-Prime」の授業の日です。

ところで、県立相模原中等は、今年の入試も大変な難関でした。
定員が160名のところに1,444名が受検し、実質倍率は9.0倍。
計算してみると、9人のうち1人だけが受かるという狭き門です。
今年は登戸教室から講座受講生を含め4名が受検し、1名が合格、1名が補欠でした。
2月3日(日)の朝、応援に行きましたが、あふれんばかりの受検生の数に圧倒されました。
この厳しい入試を、4人は本当によく頑張ったと思います。

さて、今年の「A-Prime」の授業は2月16日(土)から始まっています。
今日は「複数資料をもとに考える」というテーマでの授業でした。
その中で、シドニーの気候についての資料がいくつか示され「夏休みにシドニーで過ごす服装について、あなたの考えをのべなさい。」という問題がありました。
まず、シドニーは8月には最高気温16℃程度と、大体日本の春に近い気温になり、また1日の気温差が約10℃と大きい(ということが資料から読み取れるようになっている)ので、それに言及した上で、たとえば「春に着る服と、ジャケットやカーディガンを組み合わせた服装をする」というのが1つの解答として考えられます。
一人一人に当てて、それぞれの答えを聞いていったのですが、みんなそれぞれシドニーの気候についてきちんと言及した上で自分の意見を書けていたので、感心しながら聞いていました。
その中での、ある子が言った答えです。

生徒「・・・(シドニーの気候に触れて)、なので半袖であとはジャケットなどを組み合わせると良いと思います。」
私「えっ・・・半袖?」
生徒「だって、春はずっと半袖で過ごしているもん。」
他の生徒「あたしも半袖だよ〜!」
私「・・・・・・。」

その子はきちんとシドニーの気候に触れた上で書いているので、もちろん正解です。
いやあ、子どもは元気だなあ、とつくづく感心した一コマでした。
posted by 登戸教室 曽良 at 17:30 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月22日

体調管理に気をつけて

2月3日(金)の受験まで2週間をきりました。

最後のひとふんばりです。

ただ体調を整えるのも大切です。

体調がいいだけで、当日の頭の回転数や集中力は上がると思います。

短時間で、たくさんの資料に目を通し記述しなければなりませんから、
当日の集中力は相当なものが必要です。

体調の良い、悪いで1割以上差が出てしまうかもしれない。
合格のボーダーラインにはたくさんの人がいるものですから、
それで合不合が左右されてしまうかもしれない。

大学時代、私が試験の前日はほとんどテツマン(徹夜でマージャンをすること)していた
のはダメな例であります。反省してます。
posted by 登戸教室 脇 at 11:02 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月15日

A-Primeラストスパート

 遅くなりましたが,新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

 昨年9月から始まったA-Prime日曜特訓講座も残すところあと3回…いや,今日も授業が
ありましたから,あと2回となりました。
 2月3日の入試本番に向けて,準備は着々と進んでいますでしょうか。

 今回,西原先生の理系の授業では,(東京都立)九段中等教育学校の平成18年度の過去問
を演習しました。
 「およそ何倍になりますか」と問題に指示があるのにも関わらず,厳密に細かく計算して
時間のロスをしてしまう生徒もいたようです。
 「骨折り損のくたびれ儲け」とならないように,くれぐれも注意してください。

 私の文系の授業では,テキストのまだやっていない部分を取り扱いましたが,「入試直前
対策」という単元なので,分かりやすく言うと「幕の内弁当」です。
 各公立中高一貫校で実際に出された入試問題のセレクションなので,幕の内弁当よろしく
色々な学校の適性検査に触れることができます。
 細かい計算なども含まれていたし,問題の分量と比べて制限時間が短く,生徒はみんな
苦戦していましたが,どれも乗り越えるべきハードルなので,各自確実にものにしていって
ください。

 今日は私の授業も,計算の多い理系寄りの内容だったので,宿題は「これぞ文系」と言えるような
「漢字を使ったパズル問題」というプリントにしました。
 遊び感覚と言えば確かにそうですが,これ実はあの「白鴎ショック」でお馴染みの都立白鴎
高校の入試問題の一部なのです!
 西原先生の指示通り,神奈川県の適性検査過去3年分は各自既にやってあると思います
ので,今後はこの路線で,色々な公立中高一貫校の問題を取り扱っていくつもりです。

 …とは言ってもあと2回の授業で終わりですね。
 神奈川県の過去問で分からないところ,納得いかないところがあったら,早めに持って
来てください。
 
 それでは,最後まで一緒に頑張っていきましょう。
posted by 登戸教室 島田 at 14:15 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月20日

親子勉強会

昨日、A-prime親子勉強会が登戸教室でございました。

あいにくの雨にもかかわらず、たくさんのご参加ありがとうございました。

活気に満ちたいい勉強会になりました。

今後ももちろんA-primeは続きますし、冬期講習ももうすぐです。

私どもも、今まで同様全力で皆様を応援させていただきます。よろしくお願いします。

posted by 登戸教室 脇 at 11:06 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月13日

相模原中等の説明会に行って来ました。

 こんにちは。
 今日は,相模原中等教育学校の説明会に東川先生と行って来ましたので,そのご報告をしたいと思います。 
 
 今回は受検を考えている生徒たちとその保護者が対象だったのですが,500人以上の参加者で体育館はあふれ返り,熱気に満ちていました。
 それを計5回やったわけですから,その人気と言うか興味の高さは容易に想像がつきますね。
 そう考えてみると,同じことを5回やってくれて,聞く側の興味・関心に丁寧に応えてくれる学校側の努力と親切心には頭が下がりますね。

 …この調子で書いてしまうと冗長になってしまいそうなので,曽良先生ではありませんが(笑),今回気になったポイントをいくつかまとめておきたいと思います。

 〜相模原中等の教育方針〜
 ・「しっかり学び(学習面),じっくり育て(生活面),ゆっくり探る(キャリア教育)」
・科学・論理的思考力の養成
 ・表現コミュニケーション能力を育てる(「グループ活動」の延長線上ですね)
 ・社会生活実践力を身につけさせる
 ・中2・中3から高校内容を取り扱い,5年間で6年分の学習内容を終了する(前回のA-Prime説明会でもお話ししました)

 〜合格者決定の方法〜
 ・適性検査,グループ活動による検査,調査書それぞれを点数化し,その合計点の高い者
から合格者を決定する
 ・各得点を換算する割合…適性検査6・グループ活動による検査2・調査書1
・繰り上げ合格あり(但し,候補者として通知が来ますが,繰り上げ合格とならない場合もあるので,正規合格を目指しましょう!)

以上のような真面目な話(入学願書の書き方・志願方法・費用の説明もありました)が中心でしたが,思わず身を乗り出したくなるような面白いコーナーもたくさんありました。
 開会前には「オープニング・アクト」のようなものがあり,コーラス部の生徒たちが「A Whole New World」(ディズニー映画「アラジン」のテーマ曲)など数曲を歌ってくれました。
 授業内容紹介のコーナーでは高村光太郎「道程」を生徒たち数人が声を揃えて暗誦してくれました。
 「サイエンスチャンネル」の紹介ではスライドをフル活用させて,理科実験の際に生徒が作成した手書きの資料(実験の方法・手順・考察など)を見せてくれました。
 英語関係の発表も充実していて,授業で実際使っている教科書の一部(会話)を生徒同士でかけ合いしたり,七夕をテーマにしたスピーチ,そして舞台狭しと走り回る英語劇(コメディ系)で存分に楽しませてくれました。

 クラブ紹介もしっかりやっていました。
各部活から2〜3名ずつ代表者が出てきてPRを行ったのですが,それぞれ実際のユニフォームを着用していたり,代表者がリレー形式で活動内容などを発表していて,かなり努力と工夫が感じられました。
 吹奏楽部は大きくて重たそうなそれぞれの楽器を持って来て,実際に演奏してくれました。

 …とにかく,生徒による発表がふんだんに盛り込まれていたので衝撃を受けたのと同時に,好感が持てました。
 これは本当に相模原中等ならでは,と言えるのではないでしょうか。

 個人的には,教頭先生の「勉強したいんだという生徒を求めています」というメッセージが印象に残りました。
 当然と言えば当然ですが,考えてみれば,勉強に向かう実直な熱意とエネルギーがあるからこそ6年間を楽しめるのだろうし,あのような充実した発表もできるのでしょう。

 何事も前向きに,頑張るしかないですね!
 
 
posted by 登戸教室 島田 at 20:32 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月30日

エリザベス2世はジョージ6世の娘です

「英国王のスピーチ」をDVDで見ました。

ジョージ6世が吃音に苦しみながら、先生と一緒に吃音の克服に挑む作品です。

先生が彼の子供にシェークスピアクイズをする場面があります。

先生が有名(?)な劇の一幕を暗誦し演じます。
子供が即座に「オセロ!」とか「ハムレット!」と答えるゲームです。

この子供たちは賢くなるだろうなぁ、と感心しました。

家庭環境は大切だと思います。自然に人間力に差ができてしまう。

11月19日(土)に「A-prime親子勉強会」がございます。
親子で公立中高一貫を感じていただき、ご家庭での勉強のご参考にしていただけたらと思います。
posted by 登戸教室 脇 at 15:02 | TrackBack(0) | 今日の公立中高一貫 『A-Prime』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする