2011年07月06日

鴎友学園の説明会で感じた「男女別学」の意味

今日は、鴎友学園の塾対象説明会に参加しました。

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すでに中野先生が細かいレポートをまとめていますので、
詳細はそちらをご覧ください。

「鴎友学園の説明会」
http://hinoki-noborito.seesaa.net/article/198185525.html

最近は中学受験でも共学志向が強まっています。
それを意識してか、女子教育のあり方についていろいろな説明をしていました。

女子校として、女子だけの環境で得られるメリットは何か。
一般論として、「男女の身体的・精神的発達の違い」はよく挙げられます。
女子校では、女子の発達の特徴に合わせた指導ができる、というものです。
もちろん、これは男子校にも言えることです。

しかし、今日の鴎友での説明で、一番印象に残ったのは教頭の次の言葉でした。

「共学の学校は、男子中心の授業運営が行われていると思う。」

男子:講義型の授業で、自分一人の力で頑張らせるやり方←「縦の関係性」
女子:コミュニケーションを重視した授業のやり方←「横の関係性」

共学校では、どうしても男子のやり方にあわせたものになってしまっている、
特に数学・理科などの理系教育でこの傾向が顕著であり、
この70年間、男女同じ教育を受けてきて、OECD の中で女性の研究者数が最下位である、
この状況を変えていくには、女子の特性に合わせた教育をしていかないといけない、と。

これは確かに「なるほどな・・・。」と考えさせられるものでした。
女の子は、一般的に理系が苦手な子が多い、という印象があります。
しかしそれは、女の子の特性に合わせた数学・理科の授業をやってこなかったからではないか、と。
そこに女子校ならではの特色を打ち出せるはずだ、ということなんですね。

確かに、鴎友の理系進学率は約40%と非常に高いです。
それも、こういう学校側の考え方が背景にあるんだろうなあ、とすごく腑に落ちた感じがしました。

今回は鴎友での話ですので、女子教育が中心になっています。
ですが、当然男子校の魅力としても同じようなことが語れるのではないでしょうか。
志望校選びの際には、ぜひ頭の片隅に置いておいていただければ、と思います。

さて、今日の説明会で聞いた情報を2つ。

まずは、入試について。
来年度も、2/1の1次の合格者数を増やし、2/2の2次の合格者数を減らす方向だそうです。
それを踏まえ、今年は各試験の定員の変更も検討している、とのこと。
正式なものは9月以降に発表される、とのことでした。

次に、進学実績について。
2011年度の進学者内訳は、国公立に卒業生の20%、早慶上理ICUに29%、GMARCHに17%。
医歯薬も含めると、卒業生の70%以上がGMARCH以上に進学しているそうです。
合格数ではなく、実際の進学者ですから・・・すごいですね、この実績。
受験準備となった生徒も18%いるのですが、大半が理系で、国立などの難関狙いだそうです。
どうやら行き先が全くない、というケースではなさそうです。

学校の詳細は、学校HPをご覧ください。
http://www.ohyu.jp/


posted by 登戸教室 曽良 at 16:58 | TrackBack(0) | 学校情報・進路情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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